岩手県大槌より NPO法人 まちづくり・ぐるっとおおつち

皆様、こんにちは!大槌町で唯一被災を生き延びたNPO法人として、"Think 東北" と題された2011年10月8日と9日の愛フェスに、初参加させて頂きました。東京より南に行く事が初めてのスタッフも含め延べ5人のスタッフが、車、新幹線、愛フェスのご好意による長距離バスなどに分乗して駆けつけ、会場で唯一大槌を代表する団体として、力の及ぶ限り大槌の過去と現在を精一杯伝えさせて頂きました。名古屋の友人たち3人もボランティアとして、人形を売るのに駆けつけて下さいました。すばらしい人の絆に恵まれ、感謝の一言に尽きる二日間でした。

3月12日よりの被災状況を克明に記録した地元の方の撮った写真展示を背景に、被災前の大槌の歴史・伝統を紹介したDVDの放映と並行して、被災者の手による手作りの大槌産品を販売させて頂きました。大槌には豊富な民話があり、鬼退治に使った木のつちが大槌川に、金のつちが小鎚川に落ちたといわれ、大槌・小鎚の地名があります。
大槌のご当地キャラクターから生まれた被災者による手作りおおちゃん・こづちちゃん人形、ひょっこりひょうたん島のモデルと言われる蓬莱島の手彫り復興ひょうたん島ストラップ、大槌の虎舞の頭をストラップにした虎頭ストラップ、大槌の湧水を使った自然石鹸、そして復興大槌のスティッカーなど。写真を入念に見て、友人に配るとおっしゃって人形を大量に買い込んでいってくださった方。温かい言葉でメッセージを下さり、大槌の長期的支援を下さった方。他の愛知のブースの方々、愛フェスのスタッフの方々も慣れない私たちを、笑顔で忍耐強くサポートして下さり、本当に感謝でした。写真のように、名古屋市長に我々のブースも訪問してお話を頂き、大感激でした。

おおちゃん・こづちちゃん人形を作っているお母さん方の中には、その人形の制作費をこつこつとため、12月になって大槌で漸く仮設の店舗が開いた時に、ご自分のお店をスタートされた方がいます(美容院、焼き鳥店など)。また新しいパソコンを買い、念願のパソコン教室に通いだされた方もいます。愛フェスで皆さんにお人形を沢山買い上げて頂いたおかげで、自分たちの作るお人形が売れるのか半信・半疑だったお母様たちが自信をつけ、人形を益々洗練されたものにすることができました。

岩手の冬は寒く、私たちの行う産直野菜・菓子の仮設・在宅訪問販売や、キッチンカーによる温かいひっつみ(地元のすいとんのような汁物)・焼きそばの訪問販売も、雪・みぞれの中で四苦八苦することもあります。又、道が凍る中での移動支援や、結露の多い仮設住宅での生活支援も困難を極めることもあります。そういう時、愛知県の皆様を始め、温かい支援を下さった全国の皆様の想いを支えに、活動を続けています。 愛フェスにお招き頂き、更に義援金まで頂き、本当にどうもありがとうございました。小さい大槌町には、小さなご支援でも大きなインパクトを与えることが出来ます。
大槌の復興は、まだまだこれからが本番です。これをご縁に、末永い復興ご支援をいただければと思います。どうもありがとうございます。
ぐるっとおおつち 一同